エス・デザイン株式会社 エス・デザイン一級建築士事務所

DESIGN HOUSE

暮らすということを大切に思うこと

さて、今日はちょっと素敵に片づけをして住んでくださっているM様をご紹介いたします。


実は、毎回現場が始まるころに、いつもお施主様に少しずつでいいので断捨離をお願いしますとお伝えしています。お引越しした後に、すっきりと片付いた暮らしを長い間していただきたいのと、お引越しに不要な物まで運んで高額な引越し料金を支払わなくても良いのではとの思いからのお話です。

また時々、点検でお伺いした際に、「住んでいるうちに物が増えてしまって、どうやって片づけたらいいのか?」との問い合わせをいただくことがあります。

私自身もそうですが、時々ふっと家の中を見回して気が付くと物が増えていて、あ~また増やしてしまったと思い、休みの日に意を決して断捨離、片付けをします。3年間使わなかったものは結局使わない物で、着ない洋服だったりします。 ですから私自身は、不要な物はアジアの貧しい女性たちを支援するリサイクルショップに寄付として持っていき、夏物はカンボジアの子供たちに持っていっていますが、処分するものはお近くのリサイクルショップにお持ちになっていただくか、メルカリ、ジモティーなどのサイトをご利用になられても良いと思います。
 
それでも、また2、3週間もすると、まだまだ物があるなと思いますので、季節の衣替えの際や休みの日の時間的余裕のある日に再度「これは本当に必要か?」とクローゼットに潜り込んで少しずつ、処分をしています。  ご家族が多い方は片付けが大変だと思いますが、機会を見つけて整理をするという習慣を持っていただけたら、きっと無駄にお金を使わずに、本当にお好きな統一された物でまとまった暮らしができる思います。
そうなんですね~。生活する中で気が付くと物は増えていきますので、その事に気が付き、心がけていつも片付いたお家に住んでいただきたいと願っています。また、すっきりと片付いて生活しやすい家で充実した人生を過ごしていただきたい願っています。 
ですから引っ越すときは最小限の物でお引越しをして、トータル的に考えてご自身の家に合うデザインか、量か、に注意していただけるといつまでもすっきりと暮らしていただけると思います。  

また、家具なども気に入ったものがなければ、じっくり探し、安易に選んだもので埋め尽くさないということをすれば、それぞれの物に愛着と思い入れが増し、そして無駄がないので、片付いた洗練された暮らしが身に付き、その中で落ち着いた気持ちになっていただけると思います。
高価なものでなくても、色を合わせる、テイストを合わせるでまとめれば、まずは大きくちぐはぐにずれません。もしずれてしまうようだったら置き場所を考えることもありだと思います。置き場所はまずはLDKではないプライベートルームに置き、じっくりゆっくり考えると決めて、そのようにすることだと思います。

さてさて、ですから処分や片付けが済んだクローゼットの中や物入の中を見てすっきりした空間を見るのは格別です。

片付けが得意でない方には、どんなにたくさんの収納部を作っても片付かず、物を処分できない方には、どんなに大きな家に住まわれても物であふれていきます。

このような現実のお話をできるのは、この仕事をしている私がプロだから言える事として発信しなければならない責任もあるのかな?と、最近は思っています。

お引越し後は、ご自身たちで、生きる空間を大切に考え、育ててくれたらと願っています。

そこで、私のお客様たちは、皆さま暮らすことを工夫し、素敵な空間を作って家を育ててくださっていますが、昨年の6月にお引渡しをした「練馬・パティオのある光と風の家」にお住まいのM様ご夫妻の「暮らすことを大切に、大切に考え、工夫をする」ライフスタイルをご紹介させていただきます。暮らすことを楽しんでくださっていらっしゃいます。

セラミックアートの教室を開いていらっしゃる奥様の作品や、娘さんが描いた絵、お父様やお母さまが制作したステンドガラスや絵画などの芸術作品に囲まれた素敵な暮らしと、クローゼットや棚の整理の仕方や、洗面所の棚は綺麗にボックスをはめ込み整え、書斎では古い家具をご自身で再利用をお考えになられて工夫された暮らしをご覧になれると思います。

パティオに置くガーデンテーブルとチェアは、海外からの輸入品ということで、コロナの問題があるために現在待ちという状況だそうですが、その待ちも楽しいと思います。

お家を可愛がって、ご自身たちの色に染めていただいているその暮らしぶりを点検等でお伺いするたびに見る事は、とっても幸せに感じます。

皆さまそれぞれに興味が違って、ライフスタイルも違うと思います。 でも変わらないものは衣食住です。そのどれも大切なものですから、お家を建てたときのようにこだわっていただけたらと願っています。

そして、どうぞ、暮らすことを楽しんでいただけたらと願っています。