エス・デザイン株式会社 エス・デザイン一級建築士事務所

DESIGN HOUSE

完成後に家を育てていただける幸せ

いつも思うことがあります。私の仕事はご依頼をいただいた方々の生活、人生のベースとなる空間や時間、家造りをさせていただくことで、そのご要望をしっかりくみ取り形にし、ご家族が楽しく人生を送ってくださったらと願ってご提案をし造っています。  ですから、どのお家・デザインにも愛着があり、この世の中に”よいしょっ”と生み出した気持ちです。 点検等でお伺いするたびに人生の時間や空間を楽しく過ごしてくださっている様子を見ると、本当に嬉しくなり、帰社する道のりで、最高の幸せを感じさせていただいています。 出会いからのたくさんの出来事や思い出を思い出し、変わりゆく季節の中で車を走らせながらあの時は街路樹が生い茂っていたな、雪の寒い日だったなと、季節を感じながら目に焼き付いている景色に思いを馳せたりします。そして私の人生の中に輝いた思い出をありがとうございますと、いつも思います。
そんな家造りですが、完成をし引き渡す際には、各ご家庭の色に染まって育っていってほしいと願っています。 私がご提供できるのは器だけです。その中にそれぞれの人生の色どりを積み重ねて歴史を作っていってほしいです。
家を愛し、そして育てていってほしいと願っています。 大変恵まれていますが、ご依頼をいただいた方々は、住んで10年、18年と時を重ねても変わらずに家を愛し、丁寧に暮らし、生きていることを楽しんでくださっています。
家造りの時から、古い家からの木材を再利用したり、ご家族が制作なさった絵を飾ったり、徹底的に小物までこだわって住空間を整えたり、新しい家のために絵を購入されたり、ご自身でアート作品を制作してくださる方々に、私もエネルギーをいただきます。生活空間は実用性だけではなく心の余裕を生んでほしいと思いながらデザインをしていますので、生活空間にアートを取り入れたりされることも想定しています。例えばご家族の写真を飾るのがお好きな方だったら、ここにこんな感じで家族の写真を飾っていただけるな、すっきり暮らすことがお好きだからこの空間は何も飾らずに生かした方が気持ちいいな?などなどです。
でも私の手を離れたらその思いは私の思いで、住む方々の思いとは違っていきます。収納の仕方も違っていきます。家を育てるということは、住む空間をご自身がいつも気持ちよくいられることに思いを寄せて、工夫することだと考えています。気持ち良い空間、生きる時間、それは充実した気持ちを生み心の余裕を生みます。好きなものに囲まれてストレスを抱えず、心を満たして生きてほしいと願っていますので、そのためのお手伝いをさせていただいていると思っています。 ですから、住む空間はご自身で磨き整えていくこと、それは食べる事や時間の使い方、強いては生き方にも影響されると思います。ここに公開させていただく写真は、ほんの一部ですが住む方々のこだわりや工夫や心の余裕が感じられます。 今日は以前からずっと思い続けていることをまとめてみました。

そして、点検でお伺いさせていただく日を楽しみに待っています♪♪♪