エス・デザイン株式会社 エス・デザイン一級建築士事務所

DESIGN HOUSE

ステンドガラスのある家:木工事完了に向けて

4月4日に上棟し、着実に工事が進んできました。 斎藤大工さんは、以前にもお話ししましたが早い!丁寧!美しい!の3拍子が揃った大工さんです! 今回も素晴らしい技術で施工してくださっています。

上棟前に、1階の床下の断熱施工を完了させ上棟を迎え、屋根施工と並行し制震ダンパーと構造施工に入り、外部壁下地の構造用合板を張り、その外側に防水紙を張り、縦胴縁を施工。 それから吹き付け断熱施工。外部横胴縁施工で通気を設け断熱性能を高め、それから床張りに入り、その後天井・壁の石膏ボード張りです。 階段は一番最後の木工事です。この間に、現場にて電気配線の工事の確認のためのお客様立ち合いの打ち合わせをしました。この立ち合いの打ち合わせは必ず毎回行います。

現場では監督や大工さん、設備屋さんとの給排水の打ち合わせなども随時進んできますが、その前にプラン完成から上棟を迎えるまで構造チェックをし、上棟後はづんづん待ったなしで進んでいきます。上棟前に決めていた照明器具の取り付け位置や取り付け方、お客様支給の手洗い器などなど、細かな確認作業をしながら現場は進んでいきます。

さて、今回の床材は30mmの杉の長物の無垢材ですので、張るのにかなり大変だったようですが、斎藤大工さんは工場で加工された實(サネ)ではなく、一枚一枚横の部分にボンド接着の為の溝を加工し、隙間が空かないような手の込んだ加工をしてくれました。

こちらから要望を出さなくても、行き届いた施工です。また上棟後には、すぐに雨対策で外壁周りにビニールシートを張って雨が床の捨て貼りにかからないように心を配ってくれました。
こういうこと一つ一つに依頼をしなくても現場を愛する気持ちがあるから、現場を大切にする気持ちがあるから、またお客様の大切な家造りを依頼されているという気持ちがあるから、一緒に関わっていくという責任感があるからできることだと思います。そういう気持ちには感謝と信頼が生まれます。 各職人さんみんなが、そして監督さんみんながそういうい気持ちをもって向かい合ってくれることが重要です。

自分の仕事以外知らない!という勝手な職人さんの集まりですと、いつも注意をしながら見て監理しなけらばならず、各職人さんからも前の職人さんへのクレームが上がってきます。それを整理してまとめて完全なものにしてお渡しできるようにするもの私・北原の責任ですので、安心できる職人さんたちに任せることが必須となります。

一番重要な基礎工事や構造の施工と木工事、そして目に見える仕上げ施工。どれも大切ですが、厳しい目でチェックすることが私の仕事となり、また信頼できる職人さんを選ぶことも重要です。  帰国後に出会って15数年以上がたつ斎藤大工さんへの依頼は、いつも間違いではなかったと感じます。  6月中旬には、木工事が終わりますが、現場サイドは一生懸命現場に向かい合って進めてくれています。

また今回は久々に角に丸みを持たせたデザインをご要望になられましたので、ベランダの手すりの上端は先に防水をかけ、それから細かな木材で丸みを出す施工をお願いしました。とても丁寧に施工してくれ、その美しさに感心するとともに嬉しかったです♪

外壁は、これからラス紙をはり、ラス網をはり、その後モルタルの施工に入ります。モルタルの施工のクラック防止ネットを塗り込んだ下塗り後には養生期間を取ります。 たっぷりとクラック(ひび割れ)の状況を待ち、中塗りに入り、養生期間を置き、そして仕上げです。(昔と比べた現在はクラック防止ネットを塗り込むのでほとんどクラックがありませんが)でも養生期間をしっかり取らなければ小さなクラックが入る雑な仕上げになります。 注文住宅の一つの神髄です。

さて、このブログにもすでにご紹介しましたが、お施主様のN様(奥様)は、室内に飾る色取り取りのガラスと木枠でアーティスティックなアートを制作しました。四季をデザインしたそうです。その美しさと芸術性の高さに、驚きとともに尊敬が生まれました。

またこれから表札もアイアンで作るそうです。 イギリス人のアーティスト、スティーブン・プール氏をご紹介した甲斐がありました。 また素敵なオリジナリティーあふれる表札ができると思います。その完成を楽しみに待っています。♪♪♪