DESIGN HOUSE

リトルプロヴァンス

お客様のNさまと一緒に、村田左官のシンペイちゃんに珪藻土塗りを伝授していただき和室の壁を塗ったあの日。
11時の約束に、相変わらず 10分遅れて着いた時には、もうシンペイちゃんとN様は塗り始めていました。
1階から”おはようございま~~~す”と、声をかけると、コロコロと笑う声が2階から聞こえてきました。もう一度”おっはようございま~~~す”と言うと、”2階でぇ~~~~す”という声が返ってきました。
2階に上がり和室のドアを開けると、Nさまは、とっても楽しそうに珪藻土を塗りながら、笑顔が止まらないと、言う感じでした。 左官屋さんの匠のシンペイちゃんも、いつもと変わらず、ニコニコ、ヘラヘラ、すっごく楽しそうでした。・・・良かった!嫌そうじゃなくて。
本当はね、職人さんは、素人に邪魔されたくないのに、”教えてねぇ~、”と言う私とN様の希望をかなえてくれたんです。
時々ご要望があると、村田さんにお願いしてお客様&手伝いの私に、教えてもらいますが、・・・手間ばかりかけて、ごめんね。でも、本当に、本当に、感謝です。 そこで、私も早速作業にとりかかりました。
シンペイちゃんが私に”その足を、窓に足をかけるところなんか、職人みたいですよぉ~”と言ってくれたので、すっかり、本気で、良い調子になり、鏝の使い方もおぼつかないのに、ポーズだけ、職人さんのつもりで、塗っていました。
?ず~と昔に幼児教育を専門にしていた私とN様は、その時の思い出話にも花が咲きました。
そして、子供と遊ぶ時には、自分が夢中で遊んじゃう先生だった私たちは、怖がりの部分も似ていて、時々、かなりのトンチンカンという共通点もありました。それに、へらへら笑っているのも似ていました。
3人でのおしゃべりも、とっても楽しくて、映画ATOMを観てエンディングでウルウルしちゃった話をしたら、なんと最近、本を読んでも泣いちゃうほど涙もろくなったというシンペイちゃんが、昼にお弁当とマンガ本を買って読んでいたら、泣けちゃって、人に見られたくないから、隠れて一人で泣いたそうです。
その話を聞いたので、私が、”じゃ~いつかその泣いてる顔を写真に撮らなくちゃ!”と言うと、”絶対いやっすよ~、逃げますよぉ~”と。 “だめだめ、追いかけるから、待てぇ~~~~~~~~~~~~~って!”と片手を前に出し前を走るシンペイちゃんを捕まえる格好して言うと彼が、”作業着を着た男が左腕で目を隠しながら、泣きながら逃げて・・・”と言いながらそのポーズをとったので、 “逃げながら涙が後ろに飛んでいったら、もっと可笑しいよぉ~~~ そして、その後を変な女が待てぇぇぇって言って追いかけて行くんだよぉ “と、もう、3人の笑いは大きく弾けて、その情景の想像はどんどん、爆走して行きました。
家でも奥さんに”パパ、泣いてるよ”と息子さんや娘さんに告げ口されているというシンペイちゃん。
こんな風に、楽しく塗り作業ができたのも、笑い上戸のN様とおしゃべりが最高に面白いシンペイちゃんだからでした。
次から次へと可笑しな話をしながらコロコロと笑いあえたのは、きっと3人とも、子供のような想像力があるからだと思います。
気の合うお友達のようにおしゃべりして、そして心がくすぐったいほど笑えた一日をありがとうございました。
N様が”一生忘れない家創りになりました”と言ってくださったことも、私の心を暖かく包んでくれました。
私も、きっと、この日を忘れないと思います。こうやって創り上げていく家は、どの家も、思い入れタップリで、自分の家のように愛しいです。その家に、それぞれの人生があることを思うと、優しい気持ちになる私です。 そして、12月10日は逗子の家リトルプロヴェンスの決済日でした。長いようで、あっという間の6ヶ月でした。
この間、N様との打ち合わせの中で、本当にたくさん笑い、お喋りし、そして時には、ウルウルしたり、・・・・・お互いの信頼関係がどんどん深まっていくのが分りました。
決済も、銀行の中の囲われたブースで、皆さんがホンのちょっぴり緊張されている中、へらへらしていたのは、私と奥様で、二人とも相変わらずのトンチンカン振りを発揮(?)していました。
でも、決済だからと言って、そんなに硬くならなくてもいいかなぁ~とニコニコへらへらしている私達のお陰で(???)ほのぼの決済ができました。 決済が終わり、席を立ち、とりあえず最後の(この日から、本当の長いお付き合いが始まるのですが)お引き渡しの際の”ありがとうございました”を言い終わり、ブースを出ようとしたときに、F様と見詰め合った私は、F様の瞳にうるうる涙が溢れ出そうなのに気が付きました。 そうしたら、私の目にも涙が一気に溢れて、思わず彼女を抱きしめてしまいました。
そして、F様から渡された絵本は、逗子の家創りに参加してくれたスタッフ皆への感謝が詰まっていました。帰りの電車で読み、またうるうる涙した私です。みんなぁ~これからも皆一緒に、良い仕事をして行こうね。
情熱を持って、
正直に、
純粋に、
本物の家創りができるように、
自分達も本物に近付いていけるように、
これからも、一緒に頑張ろうね。
みんなのお陰で、私のデザインが形になり、
お客様に喜んでもらえるから、
私も、また客様との素敵な出会いができるように、頑張れるんだと思います。
だから、スタッフ皆に感謝です。あ・り・が・と・うぅぅぅぅぅぅぅぅ皆を守れるように、また頑張るぞぉぉぉ  

Love you all。